森と落ち葉と土2019.11.29 03:03森の中で落ちた葉は土の上に降り積もります。この土の中には分解者と呼ばれる眼には見えないほど小さい生きものが、一握りの土の中にとても多く存在しています。分解者は微生物と、ミミズや昆虫の幼虫などの地中動物からなる土壌生物のことで、森の上に降り積もった落ち葉や枝はミミズやワラジムシとい...
森と神様2019.11.28 10:26昔の人は壮大な自然の山々に神様がいると信じていました。古来より日本人は“山"を聖地として畏敬し、崇拝してきました。“山は神であり、神々の住む処"でした。人々は山と自然を守り、適正に利用することで地域の安全や山からの恵みを生活の糧にしてきました。古い日本の神道では山や森を神が宿った...
原生林は昔の姿のまま2019.11.23 08:31原生林はある程度昔から現在まで、伐採や災害などによって破壊されたことがなく、またほとんど人手が加えられたことのない自然のままの森林です。日本の中でも稀少で、屋久島の世界遺産にも登録されている森林などは、古い物だと樹齢3000年以上になる杉の木があるなど、原生林には歴史的・生態学的...
森とマイナスイオン2019.11.21 11:04疲れている都会人にとって、森の中や川の側は癒しになります。マイナスイオンを感じての森林浴が身体にとってヒーリング効果があるといわれています。マイナスイオンがそもそもなんなのか知らない僕でも、森の中で過ごすと気分がよく癒されるのは実感できます。マイナスイオンは人体を活性化させます。...
竹林(たけばやし)2019.11.21 11:03街の中で見かける森は神社などのために残されたもの以外だと、目立つのが竹林。この竹林はほぼ全てが帰化植物、つまり外国からきたものと考えられています。それでもその歴史は古く日本でも筍(タケノコ)料理が古くから親しまれてきたこと、竹を使った日用品が古来からあることからも大昔から定着して...
木育(もくいく)とは2019.11.21 11:01木育。あまり聞きなれない造語です。これは15年ほど前に使われるようになった言葉です。木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、森や木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを「木育(もくいく)」という言葉にこめています。単純に木を暮らしの中に取り入れ...
苔(こけ)の魅力2019.11.21 10:55原生林などでは小森日の下で苔むした緑の絨毯が広がっている、そんなイメージがあります。森の中で苔は名脇役として存在感のあるものです。一見、引き立て役のような苔ですが、実は森にとって大変に興味深い特徴と効果を持つ植物であることがわかっています。苔とはシダや藻などの小さい植物を総称する...
キノコは森にとって大切2019.11.21 10:54森を歩くと目にするのがキノコ。森の中の名わき役と言っても過言ではありません。美味しく食べるだけではなく、目を楽しませてもらえるものが沢山あります。中には森の宝石と言ってキノコ愛好家もいらっしゃるぐらいです。キノコが生態の名前ではなく菌類の傘の構造体の名称だと知ってらっしゃる方も多...
人工林と天然林2019.11.21 10:53国内の森を大きく分けると人工林(人が種をまいたり苗木を植えたりして誕生した森)と天然林にわけられます。文字通り天然林はもともとの自然の状態のままのものです。全体の約4割が人工的につくられた人工林なんです。人工林はもちろん材木として生育されたものなので植えられている木も種類が絞られ...
森と水のかかわり2019.11.21 10:52人間が生きていくのに欠かせないのが水です。日本は水が豊かな国、これも森のおかげです。森は水が無いと育ちません。おなじく森は水を育てる働きをしています。森林と水はかかわりが深いのです。森や林の土が水をしみこませ、貯めています。森林の土には、ミミズやダンゴムシなどたくさんの昆虫や目に...
森と温暖化2019.11.21 10:51森林が地球温暖化防止に役立っているのは、「二酸化炭素を吸収する」機能があるからです。ではどのようなサイクルで地球温暖化防止に役立っているのでしょうか。 地球温暖化の大きな要因の一つに「温室効果ガス」が挙げられます。温暖化への影響が大きいのは空気中のとくに「二酸化炭素」と指摘されて...
自分の森を持つという選択肢2019.11.21 09:30日本の面積の70%が森。残りの30%の中でわたしたちは毎日生きています。わたしたちの住む日本はゆたかな自然に囲まれています。都会で生活しているとそんな事忘れてしまいそうです。昔はもっと人は森は仲良しでした。山林から木材を切り出し家を建て、エネルギーとして薪を燃やし食事の支度を整え...